今回は、住宅ローンと金利の観点から、家を買うタイミングを考えてみましょう!
- 住宅ローンの審査は、若ければ若いほど有利なの?
- 住宅ローンは短く組む方がいいの?(総額が安くなる)
- 一番オトクに活用するにはどうすれば?
そんな疑問にお答えしていきたいと思います!
ナツ
とよくま
もくじ(タップできます)
住宅ローンを組む年齢的な限界を知ろう!
住宅ローンは、35年が最長で選べる期間です。
35年以内なので、1年でも10年でも20年でも、好きな期間を選んでOKです。
同じ金額でも、短ければ短いほど、金利の負担が減るので総返済額は少なくなります。
とよくま
ナツ
フラット50など例外もありますが、特別な事情がない限りは、ほとんど選ばないかと思います。(金利も高めです)
35年ローンを組むのは45歳まで(80歳までに完済)
35年が最長で、80歳までに完済(返し終わる)が条件と考えると、45歳が限界の年齢となります。
とよくま
ナツ
ただ、年齢を重ねるほど団信に入るのが難しくなります。
もちろん健康であれば問題ないですが、年齢が上がるごとにどうしても健康リスクが高くなります。
とよくま
もちろんライフプランによってケースバイケースではありますが、マネープランとして考えると、住宅ローンは若いほうが幅広い条件で選べるということになります。
現在は超低金利!35年ローンを活用しよう
住宅ローンは20年などできるだけ短気にして、総返済額を抑えるほうがいいのでしょうか。
とよくま
たしかに、増えるか減るかわからない投資をするより、確実に得をする総返済額を抑えた一手は有効だと思います。
ただし、安易に決めず、色々な観点からもう一度じっくりと考えてみましょう!
見えないリスク(20年後とか詳細に予測は無理)を考えると、35年ローンを活用するのがオススメです。
とよくま
20年後に「予想通り順調で、貯金もたくさんあるな」
となれば、繰り上げ返済を利用すれば金利分を節約できます。
ナツ
住宅ローンの金利は、あらゆる借金の中で一番安い
35年とローン期間が長いので金利が心配ですが、住宅ローンの金利はあらゆる借金の中で一番金利が安いです。
他のローンと比べると、どれだけ優遇されているか一目でわかるかと思います。
とよくま
他にも、住宅ローン控除などで、所得税や住民税を控除(へらす)ことが可能です。
住宅ローン控除の詳細は割愛しますが、かなり優遇された制度です。
他でお金を借りるより35年ローンを活用しよう!
住宅ローンが、かなり優遇されたローンだというお話をしました。
住宅ローンを最大限生かしたマネープランが、一番金利負担の少ないオトクな方法です。
- 住宅ローンの金利を節約する目的で期間や金額を少なくして
- (↑つまり、現金をたくさん使い)
- 結果としてお金が足りなくなり
- 他のローンを借りる
ぐらいであれば、住宅ローンを35年で借りておいた方が絶対に得です。
先ほども書きましたが、住宅ローン控除も活用しつつ、20年後などに予定通り余裕がある場合は、繰り上げ返済をすれば ほぼ同じ話です。
見えないリスクに対応するには、35年ローンが最大のリスクヘッジです。
住宅ローンのみだと家計が安定しやすい
住宅ローンは、
「毎月しっかり払ってくれれば、35年かけてゆっくり返してくれていいよ」
と、金融機関と約束(契約)しています。
とよくま
ナツ
35年ローンで住宅ローンだけにローンをしぼれば、ゆっくり安定した返済ができます。
一番怖いのは、借金が重なることです。
- 教育費2万
- カードローン3万
- 住宅ローン4万
このように金額が重なると、毎月の支払はとても重いものとなります。
住宅ローン1本にしぼるのは、ある意味で おまとめローンに考え方は似ています。
ナツ
住宅ローンを借りる代わりに、他はニコニコ現金!
とよくま
35年ローンを最大限活用しよう
住宅ローンは、基本的に一生に一回の特典です。
この特典は、せっかく政府がぼくたち国民のために用意してくれた特典なので、ありがたく最大限使わせてもらいましょう。
最大限活用するには、35年ローン。
つまり、45歳までに住宅ローンを組む必要があります。
ただ、45歳で組んで完済が80歳だと、少し不安に感じるかと思います。
とよくま
と考えると、30代中ごろが理想的かなと思います。
家を買うタイミングはいつがいいの?【住宅ローンと年齢】おわりに
今回の記事は、ライフプランではなくマネープランとして考えました。
とよくま
マネープラン的には30代中ごろに35年ローンを組むのが理想ですが、ライフプランでは全く違う答えが出るかもしれません。
基本的には、ライフプランのほうが優先度が高いです。
お金の効率を重視したマネープランと、自分のライフプランを照らし合わせ、自分でリスクを判断して決定しましょう。