今回から3回にわたって一条工務店さんの家を建てた後にかかるお金について、レポートしていきたいと思います!
一条工務店さんの家は、メンテナンスの面から考えてもとっても優秀です。
基本的には不安を感じることはないのですが、もしもの時を想定して、メンテ代がいくらかかるかを考えていきましょう。
第一回目の今回は、一条工務店さんと言えば! のハイドロテクトタイルについてレポートしていきます!
とよくま
ぽちざいふ
もくじ(タップできます)
FPの視点でメンテナンスを考えていくよ
まず本編に入る前に、今回の記事のスタンスをお伝えしたいと思います。
とよくま
ぽちざいふ
FPの視点とは、可能な限りマネープランのリスクを予測することです。
ぽちざいふ
これが一番良い事なんです。
でも、
ぽちざいふ
とよくま
なので、万が一の時に対応できるように、あらゆるお金のリスクを想定しておくのがFPの仕事のひとつです。
そして、最近は万が一がとても多いですね。
大型の台風や大雨の水害、地震などなど、万が一とは言えない確率だと思います。
リスクを知った上で、判断をするのはみなさん自身です。
ただ、
- 知らないのか
- 知ってリスクを引き受けるのか
- 知った上でリスクを引き受けないのか
は、大きな違いです。
ハイドロテクトタイルのメンテナンスは50年で一度だけ(公式)
一条工務店さんのハイドロテクトタイルのメンテナンス料は50年間で68万円となっています。
改めてハイドロテクトタイルはメンテコストも考慮された、とても優秀な外壁だと感じます。
ぽちざいふ
ただし、この68万円は、何のトラブルもなかった場合の金額です。
とよくま
ハイドロテクトタイルのメンテナンス料を考える
とよくま
想定される補修が必要なケースは、3つ考えられます。
- 風災が原因の破損
- ジョイント部分の剥離
- 数十年後の大地震
とよくま
メンテが必要な3つのケース
風災が原因の破損
まず自然災害で最も心配なのは、風災です。
台風の飛来物の攻撃力は、ハンパじゃありません。
ただこの場合はハイドロテクトタイルだけではなく、サイディングなどその他の外壁もダメージを受けています。
特にタイルは単価が高いので、火災保険は手厚く加入しておきましょう!
とよくま
ジョイント部分の剥離
とよくま
一条工務店さんの素晴らしいポイントは、工場で作った完成品を現場で組み上げる工法なので、技術力によるばらつきが無いことです。
ぽちざいふ
ですが、完成品と完成品の間のジョイント部分は、どうしても手作業になります。
接着剤の塗りが甘かったなどの理由で、タイルが剥離した例がいくつかあります。
保証は2年なので、2年前に目視でしっかりと確認しておきましょう。
数十年後の地震
とよくま
一条工務店さんのWEBサイトをみると、強力な地震を想定して耐震の実験をしています。
ぽちざいふ
とよくま
ですが、実際の30年後にどうなるかは誰にもわかりません。
モノが傷むというのは、次のようなサイクルを繰り返した結果です。
- やや大きめの地震
- 接着剤の経年劣化
- やや大きめの地震
- 接着剤の経年劣化
- (↑を繰り返す)
- 数十年後に震度6,7の地震
とよくま
「保証は2年」の事実から考察すると、耐用年数としては考えているけど保証まではできないという事になります。
とよくま
FPの視点では、保証がない以上はそなえておくべきと考えます。
保証は2年と考えると68万円のみの用意だと万が一の事態に対応できない
何よりも注目するべきなのは、保証が2年ということです。
個人的には少し短いと感じています。(5年はほしい)
そのため、2年以降は何が原因で何があっても、自費の修理となります。
50年間、本当に何もないと想定していいのでしょうか。
ここで誤解してほしくないのは、不安をあおっているわけではないのです。
万が一の時のために、余裕をもってメンテ費用を貯金しておいてほしいのです。
もし何もなかったら、やったー!と旅行にでも行けば、それはそれでハッピーなことです。
外壁も含めてどれぐらいのメンテ料を考えておけばいいのか
とよくま
ぽちざいふ
とよくま
ぽちざいふ
700万円の詳細は、次回の記事で書きたいと思います。
700万円の内わけを大公開しちゃいます!
チャンネルはそのまま!