プロフィールとメッセージ|とよくま

どうも、はじめまして!

イエマナ(家の学び舎)の代表、とよくま(@toyo_kuma)と申します。

このページでは、とよくまの自己紹介をドキュメンタリー番組風にお伝えしていきたいと思います。

とよくま

イエマナ設立までの「できごと」を語らせてください!

家づくりの勉強に「 三年 」かける

自分にあった住宅ローンと家づくりの勉強に、ぼくは「 三年 」時間をかけました。

とよくま

変動金利ってなに? 何が変わっちゃうの?
家づくりってどこから手を付ければいいの?

ナツ

1つも知らないところからのスタートでした。

イエマナでは、ぼくが三年間勉強したすべての知識と知恵を、あますことなくお伝えしていきます。

イエマナを通して、「人生で一度の家づくりが失敗せずにできた!」人を増やしそうと日々奮闘中です。

とよくまって、こんなキャラです

イエマナ代表:とよくま(@toyo_kuma

ごあいさつ

よかったらTwitterやインスタで、気軽に話しかけてください!

スキル

  • 2級FP
  • 住宅ローンアドバイザー
  • 省エネ建築診断士
  • ハンギングバスケットマスター
  • 剣道錬士六段

お花に詳しい男子はモテる! と、70代の女性のアドバイスを受けてお花の勉強をした経験があります。

まったくモテませんでしたが、お花のおかげで妻と知り合うことができました。

好きなこと

子育て(子どもと共に生きる時間は、人生の宝だと思ってる)

読書や映画鑑賞

イエマナの実績

新型コロナウィルスの影響で、住宅ローンの支払いに困った方100人以上に、無償で自作のライフプランシミュレーションを配布する。

自作のライフプランシミュレーション「100年のおさいふ」は、リリース初月に50人以上に販売、高評価を受ける。

家づくりの予算を可視化する「家づくりのおさいふ」をリリース。

50人以上の建築予算の見直しに貢献。

こんな家づくりの物語がありました

変動金利の「への字」も知らない、ぼくです。

家づくりについても、「何それおいしい?」の状態。

「わからないから、プロに教えてもらおうよ!」

と、夫婦で住宅展示場に足をはこぶことにしました。

お客様になれなかった苦い思い出

展示場のモデルルームのとびらを開けると、すぐに住宅メーカーの営業さんが対応してくれました。

まずはアンケートを書くのですが、ぼくたちが正直に書いた内容を見ながら……

何だか少し空気が変わった感じがしました。

ひととおり見学をして、家っていくらかかるのかな?

と思い、

とよくま

まずは、何となくの金額を教えてもらえませんか?

と、お願いし、その場を後にしました。

しかし、待てども待てども、連絡は来ません。

そう…… ぼくも大人だからわかります。

ぼくたち夫婦は、お客様になれなかったのです。

負けた悔しさから始まった家づくり

みじめだなぁ、なさけないなぁ

子どもたちの寝顔を見ながら、自分のふがいなさに泣けてきました。

ひととおり落ち込むと、何だか少しずつくやしくなってきました。

「よし! 今以上にかせいでやる!」

と考えるほど、ぼくには根性はありません。

給料はとびきり安いけど、自由のきくこの仕事を変える気はありません。

とよくま

そこまでの気合はねぇっ!(ドン!!)

では、どう考えたか……

「知恵と工夫で、必ず家を建ててやる!」

と、そっちの方に流れました(笑)

今思えば、ぼくの家づくりの原点は、ここからスタートしました。

すべて自分で業者を手配してコストカットに成功

とよくま

業者さんと直接交渉をすることで、大幅なコストカットに成功しました!

ぼくの仕事は、小さな会社の専務取締役…… という名の、何でも屋です。

業務のひとつに、銀行との交渉や営業も含まれています。

それなりにですが、交渉の経験ネゴシエーションがあり、苦には感じませんでした。

そこで、何から何まで自分で交渉し手配し、コストカットする道を選びました。

とよくま

建物はさすがにメーカーさんに依頼しましたが、水道工事や土地の造成などは直接依頼しました!

効果はてきめんで、水道工事や造成工事だけでも、それぞれ100万ほど安くなりました。

ひとつひとつの工事ごとに、

  • プランを考える
  • 見積内容の確認
  • 価格交渉
  • 相見積もりで比較

そのために専門知識から相場まで、色々な勉強を重ねました。

とよくま

住宅ローンもすべて自分で比較、手配しました!

とよくま

この苦行(?)のおかげで、数字にも建築知識にも強くなれました。
注意
直接依頼は、すべて自己責任となりますので、基本はオススメしません。

建売以下の金額で注文住宅(平屋)を建てる

家づくりに3年間かけ、2019年11月に無事に引き渡しを受けました。

今は家族5人、以前の1LDKのアパートとはくらべ物にならない環境で、平和に楽しくくらしています。

かんたんに家のスペックを公開すると、

  • 敷地面積:90坪
  • 家の面積:33坪
  • 駐車場:4台分
  • 平屋
  • 4LDK
  • 住宅ローンは毎月5万円台

気づいた時には、近所の建売より2割安い金額で自分のこのみを詰め込んだ注文住宅が建っていました。

最適な住宅ローンを知るために資格まで取ってしまった

自分に合った最適な住宅ローンを組むには、住宅ローンそのものの良し悪しだけでは判断できない!

人生100年間、まるごとかかるお金と公的な補償がわからなければ、何も判断できない!

と考え、2級ファイナンシャルプランナー(FP)に挑戦。

とよくま

20年ぶりの受験勉強でしたが、無事に合格できました!

さらに、FPは世の中のお金について浅く広く学べるものの、住宅ローンをさらに深いところまで知りたい!

知らなきゃ判断できない!

と思い、住宅ローンアドバイザーを取得。

3年間かけて専門知識をみっちり勉強したことで、住宅ローンに関してはこれから家を建てる人に基礎的なアドバイスができるぐらいになりました。

家づくり(建築)についても専門的に学びたいと考え資格まで取ってしまった

家づくりについても、しっかり勉強したいなと考えました。

人生100年時代に家族が健康でくらせる家をテーマに探したところ、一番理念りねんが近い「省エネ建築診断士」を取得することにしました。

高気密・高断熱に関する専門知識と、自然の摂理と恩恵を取り入れた家づくりについて勉強しました。

とよくま

参考書籍までいれると、えぐい量でした……

しっかり勉強したこともあり、家づくりのプロを押しのけ上位1割の成績優秀者に選ばれました!

とよくま

わりとすごいことらしい!

省エネ住宅や自然を取り入れた家づくりをテーマに、これから家を建てる人向けに基礎的なレクチャーはできるようになりました。

両親の住宅ローンで困った経験があります

イエマナの、まず自分に合った予算を知ることからはじめよう!

という方針は、ぼくの体験と経験バックボーンから生まれています。

一言でいうと、両親の組んだリスクの高い住宅ローンで、とても困った経験があります。

とよくま

明るい話ではありませんが、よかったらご一読ください!

順調だった会社経営と2軒目の新築

ぼくの両親には、とてもいい時代がありました。

父は小さいながらも会社経営、母は個人事業主をしています。

両親ともに、とても働き者で、ぼくが子どもの頃は毎日夜遅くまで働いていました。

とよくま

その「一人っ子」が、ぼくです。

小さなころは、両親は仕事ばかりだったものの、その恩恵おんけいとしてお金に困ったことはありませんでした。

ある日の夕食時、

「今住んでいる築20年の建売を売って、新しい土地に注文住宅を建てようか!」

という、話が出ました。

どうやら、夫婦の間では話が進んでいたようです。

父の会社経営も、母の個人事業も順調そのもの。

ふたり足した収入は、世の中でいう勝ち組の金額だったと思います。

後に、両親は後述こうじゅつしています。

「この時代(状況じょうきょう)が、いつまでも続くと思っていた」

……と。

盛者必衰の理(じょうしゃひっすいのことわり)

国語の教科書で習う、みなさんなじみのある一節だと思います。

この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。この世が無常であることをいう。

盛者必衰(じょうしゃひっすい)の意味・使い方 – 四字熟語一覧 – goo辞書

家を建ててから数年後、たった一本の取引先からの電話で人生が変わりました。

「売上90%をしめる業者との取引が、大幅に減るらしい。」

そして業種は違えど、母の個人事業のお客様の数も激減し、最盛期の2割程度にまで落ち込んでいました。

母は個人事業主で、業種的にも赤字になるということがない仕事です。

ですが、父は小さいながらも会社なので、規模きぼが違います。

毎月、何百万円ものお金が、湯水のように減っていきます。

少しだけ会社経営の話にそれますが、会社は拡張かくちょうするのは簡単ですが、縮小しゅくしょうするのはとても大変なのです。

両親の収入は大幅に減るだけではなく、家の貯金もみるみるうちに減りました。

「75歳すぎ」まで続く高額な住宅ローン

建築当時、40代だった両親。

感慨深かんがいぶかいもので、もうすぐぼくも同じ年齢になります。

もちろん人にもよりますが、体力も気力も経験も、すべてが充実していた頃だったのかもしれません。

そんな時だからこそ、大きな買い物ができたのかもしれません。

さて、収入が大幅に減ったことで、住宅ローンの支払いがきびしくなります。

とよくま

今までの手取り金額の3割(70%OFF)になれば、それはもう家計は火の車です。

さらに、75歳すぎまで同じ金額の支払が続くので、「老いとの戦い」もあります。

イエマナのこの記事をお読みいただいている方は、たぶん30代前後なので自分が老いることにリアリティがないかもしれません。

ですが、人は必ず老います。

体力も気力も減り、「できたことができなくなる時」が来るのです。

今もなお、当然ながら住宅ローンの支払いは続いています。

住宅ローンの支払いのために、趣味も旅行もガマンし、その対価として理想の家に住んでいます。

家の維持のために、ぼくもお金を入れることに

本格的ほんかくてきにヤバくなったのは、ぼくが大学を卒業した後でした。

大学卒業後、就職をするのですが……

実家から通勤できる範囲でしたので、住み続ける選択をしました。

ただ、住宅ローンの支払いに充てるために、ぼくの手取りの8割は家に入れる必要がありました。

独身時代は10年ぐらい続いたのですが、その間はお金がなくて何もできませんでした。

今思えば、無理をしてでも独身時代はもっと色々と楽しむべきでした。

何かを体験することが、自分の成長につながるということに、当時は気が付けませんでした。

頭を下げるのは恥ずかしい!イヤだ!

ここまで読んでいただき、ひとつの疑問ぎもんが浮かぶかと思います。

「『支払いに困っています!』 って、なんで金融機関に言わないの?」

「何らかのかたちで、助けてもらえそうじゃない?」

後に聞いた話なのですが、頭を下げるのがイヤなんだそうです。

住宅ローンに困ってるなんて、みっともない!

絶対にできない!

つまり、プライドをもってしてガマンする道を選んだ、ということです。

とよくま

ぼくでしたら、頭を下げて解決するのであれば、自分の頭なんぞ安いものだと思いますがね……

なぜ、だれも止めなかったのか

他の生活を犠牲ぎせいにしてでも、理想の家の住宅ローンを支払う決意をしたのは、それもまたひとつの決断です。

父の考えは尊重したいと思います。

とよくま

今までは ぼくの回想でしたが、ここからは今のぼくが書きます。

なぜ、だれもリスクの高い住宅ローンを止めなかったのでしょう

ハウスメーカー、土地を売った不動産屋、金融機関の担当者……

家づくりには、多くの人が関わっているはずです。

なぜその中の誰もが、最大限借りられる金額だけで話を進めたのでしょうか。

借りられる金額をめいっぱい借りて建てた理想の家は、家族が明るく笑顔でくららせる家になったのでしょうか。

少なくとも、子どもの立場のぼくにとっては、両親の理想の家づくりに巻き込まれるのは幸せなことではありません。

こんな思いをこれから家を建てる人にはさせたくない

家は人生最大の買い物で、長い年月をかけてローンを支払います。

だからこそ、失敗するとぼくの体験のように「自分の子どもにまで影響」してしまいます。

ぼくは、親の組んだ住宅ローンが原因で未来ある世の子どもたちが困るようなことは絶対にあってはならない、と強く願っています。

イエマナで、まず自分に合った予算を知ることからはじめよう!

という方針は、こうしたぼくの背景バックボーンから生まれたのです。

理想の家を追求することが、そのまま家族の幸せになるわけではない。

かといって、安かろう悪かろうも正しい選択とは限らない。

みなさんそれぞれ、家族構成も年齢もお仕事も、すべて異なります。

イエマナをご活用いただき、自分だけの正解を見つけていく過程に少しでも尽力できれば、ぼくにとってこれほど うれしいことはありません。

とよくま

長いプロフィールを最後までお読みいただき、ありがとうございます!