「車って維持費も含めるとそれなりの金額になるから、車の台数やこれから何台乗り換えるかで家の予算も変わってくるよね。」
というお話です。
ぽちざいふ
とよくま
ぽちざいふ
こんなイメージで、車と家の予算は密接に関係しています。
今回は、そんな車とマイホームの予算のお話です。
もくじ(タップできます)
車があるかないかで生涯のお金の動きは大きく変わる
とよくま
家の予算を計算をしていると感覚がマヒしてきますが、車は車両だけでも数百万単位の話になるので、やはりライフプラン的には大きな動きになります。
皆さんお車を買うときに、燃費や税金、車検も含めて年間の車のコストを計算するかと思います。
その結果、
ぽちざいふ
とよくま
ではライフプラン、人生単位で考えてみると、車はどのぐらいのコストになるのでしょうか。
とよくま
30年間の車のコストは2100万円!
とよくま
グレードにもよりますが、車両そのもののお値段は……
- ミニバン500万円
- 軽自動車200万円
ざっくり車の寿命を10年と仮定します。
とよくま
すると、700万円×3回=2100万円になります。
とよくま
その他にも税金や保険、ガソリン代も1150万円かかる
とよくま
車検代は2100万円に入れておきましたが、少し甘い見積りかもしれません。
念のため、車検を別にした維持費シミュレーションをしておきましょう!
とよくま
自動車2台分の月あたりの維持費
- 車検¥10,000(1回12万円)
- 税金¥2,000(重量税)
- ガソリン代¥10,000(仮)
- 自動車保険¥10,000
月あたり¥32,000なので、30年でざっくりですが1150万円になります。
つまり、30年間で3250万円の支出になります。
とよくま
ぽちざいふ
3250万円も変わるのに返済負担率だけで住宅ローンを決めていいのか
とよくま
ここで、住宅ローンの話になります。
そもそも返済負担率の計算は、年収ベースで計算します。
ぽちざいふ
返済負担率は車のローンも含めて考えます。
ですが、もし配偶者の名前で車を買っていて、配偶者はペアローンを組まなければ関係ありません。
とよくま
つまり
- 夫単独で住宅ローンを組む
- 妻の名義の車2台
であれば、返済負担率には影響してきません。
ですが、ライフプランは家庭としてお金の流れを1つにまとめて分析します。
返済負担率的には問題ない結果になるかと思いますが、ライフプラン的にはNGかもしれません。
ライフプランで車のコストを含めて計算、無理のない住宅ローンを導き出す!
とよくま
ぽちざいふ
とよくま
ライフプランはタイミングも大きな要素です。
子どもの教育費と家のメンテのブッキングはとても多いですが、あわせて車の買い替えまで重なると大変なことになります。
あまりに単年で出費が多いと、最悪の場合は貯金が底をついてしまうかもしれません。
貯金額の推移や出費のタイミングを計る意味でも、ライフプランは重要になります。
とよくま
ぽちざいふ
もし貯蓄が底をついてしまうようであれば、時期をスライドするだけで支払いが可能かもしれません。
車が無ければ家の予算を増やせる
とよくま
ぽちざいふ
駅から遠い戸建てを3000万円と仮定して計算してみましょう!
夫婦共働きのご夫婦が車で通勤するとしたら、車の費用として+3250万円かかる計算になります。
ぽちざいふ
一方で駅近のマンションが6000万円で、ご夫婦そろって電車通勤であれば、話はほぼ同じという事になります。
もしくは、片方が電車通勤なので車は1台でOK! のケースもあるかと思います。
その場合は、車のコストは半分の約1600万円になるので、駅から自転車圏内で4500万円ぐらいの戸建てを探すのがいいかもしれません。
とよくま
ぽちざいふ
とよくま
このように、車の選択によって家の選択肢も大きく変わってきます。
家の満足度は色々な要素がありますが、利便性も大きな要素の1つだと思います。
ぽちざいふ
日常生活をはじめて冷静になってみると、不便だった!
なんてことも、あるかもしれません。
予算も大事ですが、利便性の側面でもじっくり考えてみると良いと思います。
とよくま
家と車は切っても切れない関係にあります。
家と車の選択肢は、それぞれの予算においても生活においても、密接な関係があります。
車の台数を生活に合わせて調整することで、家の予算も大きく変化します。
そして大事なのが、今回の話は利便性を追求した話をベースにした考えですが、すまいをベースにして考えるのもまた1つの正解です。
自分にとっての正解を追求するのが、満足度に直結します。
この記事が、家づくりの満足度UPに少しでも尽力できればうれしく思います。