住宅ローンの話を上の世代とすると、一度はこうした話を聞くことがあるかもしれません。
「住宅ローンはなるべく短くね! だって利息はスゴイ金額だよ! 無理してでも早めに返すべき!」
こうした上の世代のアドバイスが本当なのか?
を、今回はレポートしていきたいと思います!
とよくま
ぽちざいふ
先回の記事、住宅ローンの繰り上げ返済 おどろきの真実!【超低金利時代の繰り上げ返済】FP監修をまずはご一読ください。
とよくま
もくじ(タップできます)
昔は超絶金利が高かった!(3%以上)
ぽちざいふ
とよくま
ぽちざいふ
1996年の時点で約3%ですが、93年は6%オーバーですね。
さすがに6%だと、相当な利息の負担になります。
金利3%の住宅ローンとはこんなローン
ぽちざいふ
とよくま
昔の繰り上げ返済の威力は大砲並み
ぽちざいふ
とよくま
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とよくま
ちょっと今の時代では、考えられない金額ですね。
だから昔の人は繰り上げ返済が正義となる
きっと今でも高い金利で借りっぱなし……
という方は少なくないと思います。
先ほど解説した90年代に住宅ローンを借りた方は、未だに返済を続けております。
その方たちにとっては、繰り上げ返済は下手な投資よりも効果がある方法なのです。
ぽちざいふ
とよくま
特定のお仕事でない限り、住宅ローンの金利を毎月チェックすることは、ほとんど無いかと思います。
そのため、現在の金利が?のケースも少なくありません。
とよくま
先回の記事の変動金利バージョンですが、300万円繰り上げ返済しても36万円しかお得になりませんでした。
金利だけ見ればたった2.5%の差と思うかもしれませんが、ここまで金額は変わってきます。
だから昔は頭金を多く入れることも正義だった
利息の計算方法を思い出してみましょう!
3000万円の3%=年間の利息 となることを考えると、元金は少なければ少ないほど良い
という事になります。
この時代の名残で頭金の割合は2割以上が良いと言われていますが、超低金利時代はまったく関係のない話です。
今と昔の住宅ローンと繰り上げ返済をおさらいしよう
今回お伝えしたいのは、昔の繰り上げ返済の効果は超が付くほど絶大だったという事です。
先ほども書きましたが、下手な投資より効果が大きいです。
一方で超低金利時代は、おどろくほど恩恵が少ないです。
そもそもの金利が3000万円×0.4%程度では、利息そのものが小さくなります。
では、今回の知識はムダになるかというと、そうではありません。
やや大げさな表現ではありますが、いつ金利が上がるは誰にもわかりません。
金利の上昇局面で、あわててではなく落ち着いて判断するために、覚えておくと便利な知識かと思います。
ぽちざいふ
次回は、難しいけど繰り上げ返済のコアな話!
期限の利益をからめ、利益を時間軸で判断しましょう!
すると、繰り上げ返済の利益の真実が見えてきます。
チャンネルはそのまま!