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繰り上げ返済はいつ得をするの?期限の利益と繰り上げ返済の利益【FP監修】

あ、難しそうです! タイトル読んだだけでわかりません! 帰ります!!

ぽちざいふ

とよくま

まあまあ、実は今回が一番大事な部分だから付き合ってよう!(汗)
  • 繰り上げ返済が本当に得をする時
  • 繰り上げ返済っていつ得をすると思う

というサブタイトルですが、ぽちざいふくんが言うように、ちょっとややこしい話です。

ですが、世の中本当に利益になる話は、わかりやすい話ではないのかもしれません。

むしろ、誰でもわかりやすい利益になる話ほど、危険なのではないでしょうか。

今回は繰り上げ返済シリーズの中でも、もっともコアな話になりますので、ちょっとややこしいですが、ぜひ最後までお付き合いください!

繰り上げ返済の利益は本来の支払日ごとに得るもの

わっかんない……

ぽちざいふ

とよくま

ごくごくシンプルに説明すると、利息を払う全く逆だと考えてください!

通常の支払いでは、月々決められた日に利息を払います。

繰り上げ返済の利益はまったくその逆となります。

先に元金を一定期間一括で支払うことで(繰り上げ返済)、支払い日の利息が免除されるのです。

ちょっと何言ってるかわからない……

ぽちざいふ

とよくま

つまり、繰り上げ返済は繰り上げたその場で利益になっているわけではないんだよ!

繰り上げ返済の利益はいつ得られるの?

利息の支払日ごとに、利益を得ることになります。

とよくま

ちょっとややこしい話ですが、時間の概念も視野に入れると、すぐに利益になっているとは言えません!

まずは今までの繰り上げ返済の投稿で使った、返済表を見てみましょう。

1つだけ例を載せておきましょう。

お、おう……(まだ意味がわからねえ……)

ぽちざいふ

次の項から、しっかりと解説していきますね!

本来の支払い日までは利益を得ていないと同じ事

とよくま

ぽちくん、キャッシュフローってわかる?
こーんふろすと?

ぽちざいふ

とよくま

(汗)じゃあ、おこづかい帳はわかるよね!

キャッシュフロー=おこづかい帳 です。

つまり現金そのものの流れを記載した帳簿です。

今回は、そんな実際の現金の流れの話になります。

一言でいうと繰り上げ返済をしても、しなくても、本来の支払い日までお金を払わないのは一緒なのです。

期限の利益の話を思い出してみましょう。

本当は怖い!連帯債務の住宅ローン【FP監修】

「本来の支払いまで、お金を払わなくてもいいよ!」

という契約で守られているのが、期限の利益です。

繰り上げ返済をしなくても、この期限の利益で来月の支払いは猶予されているのです。

つまり支払日ごとに月々の利息分、得をしていくという考えになる

商売に例えると、わかりやすいです。

  • 100万円の鉄を売りました
  • お金をもらえるのは来月です

売上の帳簿には、鉄100万円が記載され売上として処理されます。

とよくま

これは繰り上げ返済した瞬間に、将来の利益が確定するのと同じ話です!

ですが、キャッシュフローは来月に代金が入金され、はじめて100万円を記載できます。

とよくま

実際のお金の流れの話! 今回の考え方はコッチです!

つまり、支払日ごとにチャリンチャリンと利息分 得をしていくのが、実際の現金の流れでの利益と考えます。

繰り上げ返済の利益の計算例

とよくま

実際に計算してみましょう!

133回目を1月20日とすると、この日に¥34,514得することになります。

そこまでは、いずれにせよ払わないのは一緒です。

次は134回目の2月20日を迎えて、¥34,413が利益となります。

とよくま

本来支払うべきお金を支払わない=利益 なのです。
なるほどねえ…… お金の流れ的にいつ得をするのかってお話だね!

ぽちざいふ

そして156回目の繰り上げ返済の最終日に、総計で122万円得をしたという結果になります。

超低金利時代に期限の利益を放棄するのは利益がある一手なのか

とよくま

今までお話ししたように、繰り上げ返済は期限の利益からの角度でも考えられます。

繰り上げ返済は言い方を変えると、期限の利益の放棄です。

期限の利益を放棄することで、その保証料(利息)の支払いが免除されるのが繰り上げ返済です。

超低金利時代に、期限の利益を放棄することにメリットがあるのでしょうか。

超低金利時代とは言っても、利息は決して安いものではありません。

ですが、この住宅ローンの保証料は支払いつつも、他の利息は絶対払わないマンになるのは、ぼくは有りだと思います。

払わなくてもいい! を生かす

住宅ローンの金利はあらゆる借金の中で最安値です。

もう破格といっていいほどの最安値です。

繰り上げ返済をした結果お金が足りなくなり、他に借金をするぐらいであれば……

住宅ローンは無理に繰り上げ返済しないほうが、お得かもしれません。

よくあるケースとして、繰り上げ返済を急ぎすぎた結果、子どもの教育費が足りなくなり教育ローンを借りる。

というのは、割と多い話です。

人はローンに頼らず生きていくのは、事実上不可能と言ってもいいと思います。

であれば、どのローンを選ぶか……です。

住宅ローンはあらゆる借金の中で最安値なので、昔と違い35年ゆっくり返しても利息の負担はそれほど大きくはありません。

繰り上げ返済をしたことで、別のローン(教育ローンや車のローン)で金利を払うぐらいであれば、住宅ローンを払い続ける方がお得かもしれません。

一度シミュなどで計算してみては、いかがでしょうか。

今回のかんたんなおさらい

とよくま

ちょっとややこしい話なので、おさらいしておきましょう!

実際の現金の流れで考えると、繰り上げ返済の利益が確定するのは、本来の支払い日です。

支払い日までは期限の利益で守られているので、お金が動かないのはいずれにせよ一緒です。

支払い日に利息を支払わなくていい権利=繰り上げ返済の本当の効果

と考えてください!

実際のお金の動きの話なんだね!

ぽちざいふ

少しややこしい内容ですが、伝わったでしょうか?

先ほど鉄の取引の話で例えを出しましたが、キャッシュフローの観点で考えると、また大きく話が変わります。

大事なのは、実際のお金の流れの観点で、いつ利益になるか です。

ココに着目すると、また考え方が変わってきますね。

大きな金額の決断だからこそ、冷静にそして多彩な視点で考え、自分にとって最善の決断をしましょう!

繰り上げ返済のシリーズは以上です!

よかったらですが、無料の繰り上げ返済シミュレーターもお使いください!

とよくま

最後は、ジブリの仲間と繰り上げ返済を復習しましょう!