とよくま
ぽちざいふ
イエマナでは、そんな住宅ローン初心者さんのために、難しい制度や仕組みをわかりやすく解説しています。
さて、今回は第1回目ですので、まずは基本の中でも、特に重要なことをお伝えしていきたいと思います。
もくじ(タップできます)
超カンタンに言うと「税金がキャッシュバックされる」制度
住宅ローン控除を一言でいうと、税金がキャッシュバックされたり、割引される制度です。
払った税金が戻ってくるのが、所得税。
(これから)払う税金が少なくなるのが、住民税です。
とよくま
住宅ローン控除を超わかりやすく考えてみよう!
ちょっと難しい言葉になりますが、所得税は還付といって、払いすぎた分をキャッシュバックしてくれます。
住民税は、次に来る住民税の金額そのものが割引されます。
そのため、住民税はキャッシュバックされません。
住宅ローン控除はいくら返ってくるの?最大で年40万円
とよくま
※長期優良住宅は50万円です
だれでも40万円キャッシュバックされるかというと、そうでもないので……
シミュレーションしてみましょう!
まず順序としては、所得税の還付が優先となります。
次に、所得税であまった金額を、住民税から引きます。
住民税の控除には上限があるよ!13万6500円
住民税をまるまる引けるかと思いきや、そうでもなく……
ちゃんと上限があります!
住民税を引ける上限は、13万6500円です。
13万6500円以上は引くことができません。
年収400万円ではざっくり22万ぐらい戻る
年収400万円、所得税8万5千円、住民税17万円で計算してみましょう。
所得税はすべて還付、住民税は13万6500円までという公式がわかれば、割と簡単に計算できます!
ざっくりしたシミュレーションにはなりますが、年収400万では合計で22万の控除を受けられる計算になります。
とよくま
住宅ローン控除の重要なポイント10選
40万円は最大値で、実際の計算は年末残高の1%です。
つまり、控除期間の10年間、4000万円の残高を下回らないことで最大控除額になります。
一方で、所得税が多ければ多いほど(年収が高いほど)控除の効果が大きくなります。
住宅ローン控除の超重要なポイント
重要なポイントとしては、使えなかった分のキャリーオーバーはできません。
もったいないですが、使えなかった分は、そのままあきらめるカタチとなります。
制度が年々変わりすぎ
やめる!続ける! もふくめて、毎年制度が変わっています。
今現在の住宅ローン控除の制度を、しっかりと調べましょう。
制度が変わっても、イエマナで知識をつけておけばだいじょうぶ!
きっとすぐに、知識の応用で内容がわかると思います。