【DINKs向け】マイホームとお金の話【FP監修】

今回はDINKs向けのマイホームとお金の話です。

今回で第4回目となりますが、今まで3つの記事を書いてきました。

主に子育て世帯向けの内容ではありますが、応用できる部分はたくさんあるかと思われます。

とよくま

よかったら、ご一読ください!

今回は、DINKs向けの内容ですので、ご夫婦2人の生活に特化したお話となります。

DINKs世帯はお金を使える自由度が高い

とよくま

最大の長所でもあり、ウィークポイントでもあります!

とよくまが実際に相談を受ける9割は、子育て世帯です。

子育て世帯は、そう遠くない未来に学費という大きな費用を支払うことになります。

合わせて学費がかかる時期に、家のメンテもブッキングする確率が高いです。

そのため、家を買う前にライフプランを作り、慎重に決断するケースが多いです。

一方でDINKsのご夫婦は、独立採算制でお互いの収入は把握しているものの……

ご夫婦での老後を含めた家庭の(2人の)ライフプランを作り、共通の目標に向かって準備をしよう! と、ご相談されるケースはとても少ないです。

とよくま

あくまで、よくあるケースのお話しです!

まず初めにして一番重要なのは、DINKs世帯はお金を使える自由度が高いからこそ、事前のマネー計画がとても大事です。

とよくま

すべては老後のための対策です!

老後の介護はすべてお金で解決することになる

とよくま

DINKsのライフプランはどこに焦点を当てるかというと、ずばり老後資金です!

子育て世帯の場合は、最悪のケースとして子どもの手を借りることができます。

とよくま

病院の送迎や、ちょっとした日常生活の補助とかですね!

一方でDINKsは、すべて自分の力で解決することになります。

自分の力=介護サービス となります。

言い換えると、すべてをお金解決することになります。

そのため、ぼくがDINKsのご夫婦のライフプランをチェックする時は、定年以降の貯蓄の推移を子育て世帯以上に手厚く考えます。

マイホームは注文住宅がオススメ!

とよくま

建売を買うのは、逆にもったいないかもです!

家づくりで最も高い費用は、なんといっても建坪です。

DINKsの家づくりはご夫婦2人の空間でOKなので、小さく建てることが可能です。

こだわりを詰め込んだ、小さな夫婦だけのすまい……

とても良いと思います!

それほど大きくない土地に小さな平屋を建てるなど、総合的に予算を節約できます。

ただ小さいだけではなく、長く住めるように家の高性能化に力を入れるのも良いかもしれません。

夫婦2人だからこそ、何よりもの財産は健康です。

家の高性能化は健康に直結しますので、住み心地の良い環境を追求するのもオススメです。

お金を使える自由度が高いからこそ家計管理が大事

とよくま

先ほども書きましたが、DINKs世帯は比較的お金を自由に使えます!

お金を自由に使えるからこそ、しっかりとした家計管理が重要になります。

自分自身はしっかりと貯蓄していますが、パートナーはどうでしょうか。

とよくま

実は、ある分使っちゃう! という例、少なくないんですよぅ……(大汗)
たしかに学費の支出がないと、老後のお金を考えるのは先でいいや ってなるかも(汗)

ぽちざいふ

元気なうちは夫婦別会計、生活費折半以外は好きに使ってOK!

かもしれませんが、いざという時は夫婦は運命共同体です。

お互いの懐事情の把握と方針は一致させておこう

とよくま

いざ! という時のために、お互いのお金の把握はしておきましょう!

実際に、妻(夫)が、いくら貯金を持っているかわからない。

というのは、とてもとても、とっても多い話です。

健康なうちはそれでも問題ないですが、万が一の際に困ります。

先ほども書きましたが、夫婦は運命共同体です。

  • 老後のセカンドライフはどうするのか
  • セカンドライフに向けていくら貯蓄するのか
  • 最終的な老後の計画
  • 現在のお互いの稼ぎ
  • お互いの貯金額
  • お互いの生命保険や医療保険

など、共通目標と現状把握は、必ずすり合わせておきましょう。

DINKs向けのマイホームとお金の話は以上となります。

最後に大事なことの復習!

とよくま

もう一度、大事なことを書いておきます!

DINKs世帯はお金を使える自由度が高いからこそ、事前のマネー計画がとても大事になります。

老後はすべてお金で解決することになるので、子への支援に頼れないDINKs世帯は、より多めの貯蓄が必要となります。

ご夫婦別会計の独立採算制で、お互いの懐事情が分からないケースが多いです。

万が一の時に残された側が困らないために、お互いの現状把握と納得できる保障(保険)は、しっかりと話し合っておきましょう。

合わせて老後のセカンドライフのための準備資金も、具体的な計画も含めて話し合っておきましょう。

意外とよくあるケースに、老後資金は遠い先の話と考えある分使ってしまう……は、少なくないです。

とよくま

ポイントはこのあたりになります!

少しでも、この記事が参考になればうれしく思います。