先回まで、公的制度(公的保障)や民間保険に入りすぎな件を解説してきました。
今回は、いよいよ団信の制度について解説していきたいと思います。
ぽちざいふ
とよくま
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団信はコスパとしては最強の生命保険
とよくま
ぽちざいふ
基本の団信は、無料だからです。
ぽちざいふ
とよくま
無料で付いて、もしもの時には住宅ローンが0円になる。
ある意味ではコスパという言葉がつかえないほど、オトクな生命保険だと思います。
団信は住宅ローンに付帯される生命保険
ぽちざいふ
とよくま
正式名称は、団体信用生命保険といいます。
名前からも生命保険という事がわかりますね。
何となく付帯、付属すると聞くと、クレジットカードの保険などのイメージがありますが、まったく違う性質と考えていいと思います。
団信は無料で付いてくる
とよくま
ただし、フラット35は団信を外すことで金利が安くなります。
一般的な金融機関の住宅ローンは、団信の加入が義務となります。
つまり、健康に問題があると住宅ローンを借りることができません。
健康に問題がある必要の団信は有料
では、健康に問題があると住宅ローンが借りれないかというと、ちゃんと方法はあります。
ただし、有料になります。
ざっくりですが、+0.3%ぐらいの金利で、ワイド団信というサービスがあります。
基本的に住宅ローンは団信の加入が義務なので、オプションではありますが必須加入となります。
とよくま
ぽちざいふ
住宅は贅沢品で負債?団信の観点から考える
情報発信は、その人それぞれの考えがあってしかるべきだと思います。
ただ、団信の観点から考えても、住宅は贅沢品で負債でしょうか。
逆に賃貸だった場合を想定してみましょう。
賃貸でもしものことがあった時は、これから先も住居費を支払い続けることになります。
一方で団信がある持ち家は、その場で0円になります。
とよくま
たしかに、何事もなく数十年たてば建物の評価は0以下のマイナスで、負債じゃないか! と言えば、不動産価値の観点ではその通りです。
ですが、ライフプランの観点から考えると少し違います。
購入時から教育費がピークでかかり、子どもが巣立つまでの住居費に対して、無料で0円になる保険が掛けられている。
団信の有無で、ライフプラン全体のお金の流れは大きく変わってきます。
ぽちざいふ
とよくま
つまり結果論(不動産価値)ではなく、(住宅購入時現在からの)見えない未来に対しての安心材料として、とても優秀なのです。
もしもの時ってどんな時?高度障害状態とは
ぽちざいふ
とよくま
もう少し、わかりやすく考えてみましょう。
団信の仕組みと高度障害状態をわかりやすく考える
とよくま
団信の仕組みは、住宅ローンを借りている金融機関を介して、保険会社が実際には受け持っています。
基本の団信の保険料は金融機関が負担していますが、オプションの保険料は契約者が負担しています。
団信は生命保険の一部として考える
住宅そのものは、お金(資産)の面だけで考えれば負債かもしれません。
ですが、住宅ローン控除と団信という特典を考えると、財産の側面だけでは測れない部分があるかと思われます。
住宅ローン控除も団信も、目に見えにくい特典ですが、しっかりとその内容を把握するととても心強い制度だと思います。
資産価値の側面だけではなく、買った時点から老後までのライフプラン、マネープランの観点でも考えると、またその答えは変わると思います。
次回は、オプション団信について解説していきます!