住宅ローンの借り換え前に今借りてる金融機関と交渉してみよう!【FP監修】

とよくま

今までの3回の記事で、繰り上げ返済のすべてを学んできました!
よーし! それじゃあ早速借り換えにいってみよう!

ぽちざいふ

とよくま

ちょっとまって! まずは今借りてる金融機関と金利の交渉をしてみよう!
ちょ! そんな裏メニューあったの?

ぽちざいふ

とよくま

ただ、できるケースとできないケースがあるんだ……
できたり? できなかったり? ああ、もう!わからーん!

ぽちざいふ

とよくま

今回は、借り換え前の交渉にスポットを当てたお話です!

それでは、本編にいってみましょう!

金融機関にとって良いお客様であることが第一条件

良いお客様?というと…… お得意様とか?

ぽちざいふ

とよくま

そうそう! その通りだよ!

基本的には、最優遇金利(一番良いおまけの金利)を引き出せる条件=お得意様と考えてOKです。

つまり、最優遇金利になるはずなのになっていない状況であれば、金利の交渉ができるかもしれません。

とよくま

金融機関の優遇金利の条件はWEBサイトでも確認できます!
早速チェックしてみよう!っと

ぽちざいふ

現在借りている金利が世間の最安値に比べて大幅に高ければ交渉できるかも

すでに最安値であれば、それ以下は難しいのですね(汗)

ぽちざいふ

とよくま

0.4%ぐらいだと、もう下げようがないよねえ……

金融機関の(優遇金利を含めた)最安値そのものが高いこともあります。

とよくま

最安値で0.8%とか……

ダメもとではありますが、それでも一度は交渉してみるのがオススメです。

ただ、金利が高ければ借りてるメリットはないので、交渉で金利が安くならなければ、借り換えに進みましょう。

借りた当初よりも収入がUPしていれば交渉成功の可能性が上がる!

とよくま

もし収入がUPしていたり、転職してより手堅い企業に勤めていたら、交渉に成功する確率は上がります!

借り入れ当初の属性より、今の属性(金融機関の評価)が上がっている可能性があります。

転職された人は、積極的に交渉してみましょう!

すでに借り換えの仮審査に合格していれば強い!

一度目の交渉でNOと言われても諦めないでください!

告白は二度目が勝負!

ぽちざいふ

とよくま

お、おう!(なんだそれ……)

とよくま

一度金利の交渉を断られても、他行の仮審査後にもう一度交渉してみましょう!
いやあ、それってしつこくない?

ぽちざいふ

たしかにしつこいかもしれませんが、メリットがあります。

同じ金利であれば借り換えの費用が掛からないほうが良いです!

たしか借り換えの費用って100万ぐらいかかるのよね!

ぽちざいふ

とよくま

そうそう! 家族で海外旅行行けちゃうよねえ……(汗)

100万浮く可能性があるのであれば、もう一度交渉してみるべきだとぼくは思います!

金利交渉ができないケースもあるよ!

よし! じゃあ強気にいっちょ行ってみっかあ!

ぽちざいふ

とよくま

その前に金利交渉ができないケースも知っておこう!

フラット35の交渉はできません。

別の金利タイプと比較した交渉は不可能です!

固定金利だけど、変動金利のほうがが安いじゃないか! は、NGなのね(汗)

ぽちざいふ

とよくま

あくまで同じ種類の金利タイプであることが条件だよ!

また、住宅ローンしか利用していない場合は、お得意様度が低いと考えてください。

金融機関は、色々なサービスを利用してもらって、総合的に利益を上げようと考えています。

住宅ローンだけ安くして=都合の良い話 なんだねえ……

ぽちざいふ

とよくま

お互いが利益になる関係か? は重要なポイントだよ!

借り換えの諸費用はすげー高いよ!(なるべく交渉のほうが良い)

とよくま

先ほども書きましたが、できるだけ交渉で決着できるのが理想です!
借り換えの費用はメッチャ高いのよね!(汗)

ぽちざいふ

対応できるかは金融機関それぞれですが、金利タイプのスイッチが可能なケースもあります。

金利タイプの切り替えってこと?

ぽちざいふ

とよくま

そうそう!

借り換えとはまた違うサービスなので、固定金利から変動金利に変えたい場合などは切り替えもひとつの手段です。

固定期間選択型から変動金利に変更できるケースもあるので、一度借入している金融機関のWEBサイトをじっくりと読んでみるのがオススメです。

住宅ローンの借り換え前に今借りてる金融機関と交渉してみよう!まとめ

とよくま

今日の一番大事なポイントを最後に振り返っておきましょう!

借り換えの手数料はメッチャ高いので、交渉で決着が付くようであれば、それが最善の選択!

というのが、今回の一番のポイントです。

金利は、ほんの0.1%変わるだけでも利息は大きく変化します。

とよくま

3000万円の0.1%でも年間3万円!

0.05%の違いにこだわるスタンスで臨んでみてください。

「あ、この人金利の重みをわかってるな! 知ってる人だな。」

となります。

さて、次回は恒例のジブリで復習しようシリーズです!

最後はわかりやすく、ジブリで振り返りましょう!