前回は、前提条件の返済負担率を計算しました。
今回はいよいよ、借入可能額を計算していきましょう!
ぽちざいふ
もくじ(タップできます)
先回のおさらい(返済負担率と月額)
とよくま
先回は、総支払額まで解説しました。
総支払額は、35年間で支払う総金額ですので金利コミコミの金額になります。
今回は、借入可能額(金利を抜いた)になります。
借入可能額とは、よくきく住宅ローンを組む金額です。
ぽちざいふ
表計算ソフトを使うと計算がかんたん
とよくま
ぽちざいふ
無料で使える表計算ソフトですと、有名なもので2つあります。
とよくま
表計算に式を打ち込む
とよくま
=PV(0.5%/12,35*12,100000)
ぽちざいふ
これだけで、借りれる金額がサッと出てきます。
数字を自由に変えてみよう
=PV( の次は金利です。
固定金利や別の金利に変えると、答えの金額が変わります。
借りる年数や月々の返済額を変えるとまた、借りれる金額が変わります。
とよくま
無料のファイルを用意したよ
あらかじめ計算式を入力した、無料のファイルを用意したので、よかったらご利用ください!
とよくま
無料ファイルの使い方
とよくま
ぽちざいふ
- 金利
- 借りる年数
- 月々返せそうな金額(返済負担率から計算)
を入れるだけ!
返済負担率の計算も
- 年収
- 返済負担率
- 他の借りてるローン
で、簡単にできます!
借入可能額は借りれる最大の金額
借入可能額は、借りていい金額ではありません。
今の自分が借りることを許された金額です。
とよくま
おもしろいのは、選ぶ金利でも金額が大きく変わることです。
自分の予算を決めてからHMや工務店に行こう!
(お金の勉強は)ちょっと難しい、面倒で手間で、なおかつ夢が無い。
とよくま
ただ、自分で自分の予算を決めずに、誰かに任せた結果どうなるかというと……
いつの間にか、借入可能額(MAX金額)があなたの家の予算になっていたりします。
とよくま
「契約前に、本当にこれでいいのか相談したいです。」
内容をみるとほとんどの方が、「ちょっとそれ、借入可能額ギリギリの住宅ローンじゃない」なのです。
家は、建てた後にもお金がかかります。
修繕費、固定資産税、火災保険、上げればきりはありません。
払えないことはないのかもしれませんが、人生=家(住宅ローン)に捧げることになります。
それが幸せのカタチであればいいのですが、じっくりとパートナーと話し合い決めてください。
価値観は色々ですが、ずっと住宅ローンの心配を抱えつつの理想の家って、幸せなのでしょうか。
ぼくは、理想を抑えても、安心して払っていけるくらしの方が、満足度は高いと思います。
ハンコを押すまでは、どうにでもなります。
じっくり時間をかけて、人生最大の買い物を決断しましょう!