住宅ローンの優遇金利とは

今回の住宅ローン大辞典は、優遇金利についてレポートしていきたいと思います。

今までの投稿でも優遇金利については必要に応じて解説してきましたが、とても大事な内容ですので、あらためて特集記事を書くことにしました。

というのも、住宅ローンは優遇金利で決まると考えても良いぐらいの重要度です。

そんなに重要なんですね!

ぽちざいふ

とよくま

一言でいうと、「どこも住宅ローンの定価はほとんど同じだから、どれだけ値引きしてくれるか(優遇金利)が重要」なんだよ!

変動金利や固定金利などの金利タイプに埋もれがちで、注目度の低い優遇金利ですが、ここでしっかりと学んでいきましょう!

優遇金利とは金利の「値引き」

銀行などの金融機関で住宅ローンを組む場合は、人によってそれぞれ金利が違います。

「皆が同じ金利で住宅ローンを借りれる」、というわけではありません。

ポスターには一番お得意様の金利が表示される

今回は金融機関の番頭さんに、解説をお願いしました。

ちょ……センス……

ぽちざいふ

とよくま

(イメージ的に福助人形だったの……)

図のようなポスターが街の金融機関の目立つところに、ってありませんか?

何となく、誰もが一度は目にしたことがあるポスターかと思います。

このポスターに書いてる金利ですが、一番お得意様の金利を書いています。

ん? なんだか、細かく色々と書いてるね!

ぽちざいふ

とよくま

実は、その小さな文字が重要なんだよ!

ポスターの金利の読み方

うへぇ…… なんだか、難しいことが書いてある!

ぽちざいふ

とよくま

簡単な計算でわかるから、読み方だけ知っておこう!
  • 店頭表示金利は金融機関が決めた基本料金(定価)
  • 最大年▲は優遇金利

計算は、単純に引き算です!

一番大きな値引きは最優遇金利

まず店頭表示金利は、金融機関が決めた金利で、値引き前の定価と考えてください。

とよくま

くわしくは、次の次の記事でレポートしますね!

一方で最大年▲が、優遇金利です。

そして最大と表示があるように、最優遇金利の%を表示しています。

つまり、一番お得意様だったら、この金利(例:0.5%)で借りれますよ!

という内容になります。

なるほど! 住宅ローンに限らず、どの商品でも定価は同じだもんね!

ぽちざいふ

とよくま

お菓子やおもちゃはお店によって値段が変わるし、車は個別に値引き額が変わるよね!
住宅ローンの場合は金額ではなく、金利そのものを値引きするんですね!

ぽちざいふ

最優遇金利を引き出すためには

最優遇金利になるための条件は、金融機関によって大きく異なります。

とよくま

この他に、頭金の金額も関係してきます。

比較的ゆるい条件の金融機関もあれば、厳しい金融機関もあります。

ゆるい条件の金融機関だと、

  • 給料の振込口座
  • 生活費の口座
  • ネットバンク

ぐらいで、お仕事や年収は特に考慮しない場合もあります。

お仕事や年収は、どうにもできないから…… みられると厳しいなぁ(汗)

ぽちざいふ

最近では、割引がわかりやすく表示されているタイプもあります。

例としては……

  • 給料振込口座:▲0.1%
  • カードローン:▲0.2%
  • 定期預金100万以上:▲0.1%

とよくま

ポイント制みたいなイメージですね!

金融機関にとって住宅ローンは儲けが少ない商品

ぼくたち借りる側からすると、住宅ローンはとても大きな金額です。

1年にかせぐお金の何倍ものお金を借り、35年返済の書類にハンコを押す瞬間は、なんだか途方もないことをしている感覚になり、ちょっと頭がクラっとするぐらいです。

ですが、金融機関からすると、実はあまり儲かる商品ではありません。

先日利息の勉強をしたけど、総額では割と大きな金額(利息)を払うよ?

ぽちざいふ

とよくま

たしかに超低金利とは言っても、かなりの利息の金額になりますね! でも、一気に払わないよね?

まとめて考えれば悪くない利益になりますが、420回に分けて払うので、目の前の利益は大きいものではありません。

つまり金融機関からすると、今月もらえる利益だけ考えると、さほどのものではないのです。

そのため、住宅ローン以外に色々なサービスを利用してもらい、総合的に利益を上げたいと考えています。

そこで、優遇金利なのね!

ぽちざいふ

とよくま

そうそう、金融機関を使ってもらうきっかけになればいい。 それが住宅ローンの狙いの1つです!

住宅ローンは比較と交渉がとても大事

それぞれの金融機関で優遇金利が違うと考えると、やはり比較と交渉はとても大事です。

交渉をするにも、まずは比較からです。

こっちはこれだけ安くしてくれるみたいなのですが……

ぽちざいふ

とよくま

比較対象があって、はじめて交渉ができますよね!

住宅ローンの定価は、どの金融機関でもそれほど大きくは変わりません。

住宅ローンの金利を決める最大の要素は、優遇金利です。

ある意味では、優遇金利比較と考えていいと思います。

とよくま

流れに任せず、家や土地の契約や間取りの打ち合わせを一時ストップしてでも、じっくりと住宅ローンを探しましょう!
金利0.05%は血の一滴!! ですね!

ぽちざいふ

とよくま

お、おう……(頼もしいけど、ちょっとこわい……)

優遇金利のデメリットは取り消しがあること

金融機関の番頭さんが、何やら怒っていますね。

どうやら、支払いに遅れたお客様がいたようです。

でも、色々事情があってのことだし、仕方ないよ……

ぽちざいふ

とよくま

たしかに気持ちはわかるんだけど、住宅ローンはそうはいかないんだ(汗)

一番きびしい話では、住宅ローンの月々の支払いが1回遅れただけで、優遇金利が取り消されてしまうケースもある。ということです。

とよくま

もちろん事前相談や連絡なしに、いわゆるバックレた場合です。
残高ミスなどの行き違いはまた、話は別なのですねっ!(安心)

ぽちざいふ

ですが、残高不足で何度も引き落としができない(うっかりミスでも)、事前に相談はするけど何度も支払いが遅れる。

こんなケースでも、優遇金利は取り消される危険性があります。

優遇金利まとめ

優遇金利(受けられる値引き)は、人それぞれ違いますし、金融機関によって条件は様々です。

そのため比較をすることが何よりも大事です。

とよくま

金融機関の立場で考えてみると……
  • ハウスメーカーや工務店の紹介で申し込んだ場合は、そのままの流れで契約する確率が高い
  • 自分で申し込んだ場合は、必ず比較をされる

と、考えるのではないでしょうか。

つまり、任せきりにせず、手間と時間はかかりますが自分で申し込み、しっかりと比較するほうが結果的に良い優遇金利を引き出せる確率は高いです。

また、住宅ローンをすべてハウスメーカーや工務店にお願いして、ローンの代行手数料がかってしまった。

なんて話もあったります。

とよくま

10万ぐらい請求されたりすることも……(汗)
  • 少しでも良い優遇金利を引き出すため
  • 少しもでも節約したい場合は

必ず比較をしましょう!

次回は、さらに優遇金利について詳しくレポートしていきます。