今回は、住宅ローンのボーナス払いについてレポートしていきたいと思います。
ボーナス払いそのものは、可でも不可でもありません。
ぽちざいふ
絶対に避けたいのは、ボーナス払いに頼った返済計画です。
職業によっては必ずもらえるボーナスもあるかもしれませんが、ほとんどの場合は会社の業績や個人の成果と連動しています。
そんなことで、難しく考えず、とにかくボーナス払いはダメ! と覚えていただくのが一番手っ取り早いです。
それでは早速、本編にいってみましぃう!
もくじ(タップできます)
ボーナス払いは絶対ダメ!!
冒頭でも書きましたは、難しく考えず、ボーナス払いは「しない・させない・許さない」で覚えてください。
金融機関に住宅ローンの審査は年収で査定されるので、残業代やボーナスも含めた金額で査定されます。
できればですが、基本給だけで余裕で返せる月々の金額でローンを組むのが安全です。
残業代もボーナスも、必ず出るものではありません。
ボーナスをもらえる仕組み
ボーナスが支払われる条件は、会社の業績が良い事がまず第一です。
次に、自分がノルマなどの成果にコミットしていることです。
ぽちざいふ
ボーナスは自分のがんばりだけではもらえない
ない袖は振れない
という言葉がありますが、何らかの理由で会社の業績が悪ければ、ボーナスはカットになります。
仕方ありません。ないものは無いのです。
もちろん職種にもよりますが、公務員や公務員に準ずるようなお仕事以外は、ボーナスには頼らない住宅ローンを組むのが安全です。
住宅ローンで審査する年収とは
改めてですが、ここで住宅ローンの審査についておさらいしておきましょう!
審査で記入する年収は、源泉徴収票3年分となるケースが多いです。
源泉徴収票の収入(年収)は、
- 基本給
- 残業代
- ボーナス
- 各種手当
すべてを合計した結果です。
そして、色々な税金が引かれる前の金額です。
年収400万円の手取りをシミュレーションしてみよう
年収400万円から、色々な税金が引かれていきます。
- 健康保険料
- 厚生年金
- 雇用保険
- 所得税
- 住民税
ぽちざいふ
でも、税金をみんなが納めているからこそ、道路や橋があり、公共サービスを受けることができるんですよね。
ちなみに、年収が増えれば増えるほど、税金の負担は大きくなります。
日本は、お金を持っている人が、お金を持っていない人を支えよう! という国です。
年収400万円の手取りは312万円
とてもざっくりな計算になりますが、年収400万円だと手取りは312万円ぐらいになります。
ですが、住宅ローンは年収から返済負担率を計算します。
400万円以上だと35%までMAXで借りれますので、140万まで借りれることになります。
とよくま
ぽちざいふ
手取りの割合で考えると45%になってしまいます。
もし、あなたの日常がくずれたら…
年収400万円のうちわけが、
- 基本給300万円
- ボーナス60万円
- 残業代40万円
だったら、どうでしょうか。
2021年現在、コロナの影響で、多くの方が自宅でテレワーク中です。
テレワークで残業代は発生するのでしょうか。
コロナの影響で、会社の業績は問題ないでしょうか。
このように、いつまでも続くと思っていた当たり前の日常は、ある日突然崩れ去るのです。
とよくま
コロナの影響によって住宅ローンで困っている人は多い
アンケートの結果では、全体の4割の人はコロナで住宅ローンの支払いが厳しくなった。
と、感じています。
それぞれ個別の苦しい理由があるかとは思いますが、ボーナスに頼る返済計画が原因というのは0ではないかと思います。
(借入当時)今現在の日常がずっと変わらず続くものだと思い、住宅ローンを組んだことは間違いない事実かと思います。
最後になりますが改めて、住宅ローンのボーナス払いが×じゃないのです。
ボーナスに頼る住宅ローンの支払いが×なのです。