家族の幸せのカタチにあわせて家の形(かたち)を考えよう

今回は、まず家づくりの第一歩として家族の幸せのカタチにとことん向き合ってほしい。

と、いうお話しです。

とよくま

むずかしく考えなくてOKです! リラックスしながら話し合ってみてください。

力をぬいて思うままにパートナーと話をしよう

まずはコーヒーでも飲みながら、もしくは一杯飲みながら……

思いつくままに、幸せのカタチについて話し合ってみてください。

ここで大切なのは、パートナーと本音で話し合える関係か。

普段からパートナーとの会話が多ければ、だいたいなんとなくお互いの価値観のすりあわせができているはず。

たぶん、最終調整ぐらいになると思います。

もし、お互いが本音で話し合える関係でなければ、

「まずは仲良くやろうぜ!」

ってところからスタートしてほしい。

夫婦関係は専門外だから、いいアドバイスはできないけど……

  • よく話す
  • 寝る時間は合わせる

ぼくは、この2つが大事だと思ってる。

幸せのカタチとは、どう生きるか

幸せのカタチとは、なんぞや?

について、具体的に話していきたいと思います。

言葉を変えると、どう生きたいかです。

  • 家族の時間を大切にしたい
  • 旅行や趣味も楽しみたい
  • 仕事はそれほど気合入れない
  • 子どもは◯人ほしい

とよくま

理想の話だけでOKです!

こうして理想を話し合っていると、お互いの価値観(大事にしているもの)が見えてきます。

すると少しずつ、「自分たちはどんな家を求めているか」とおおまかな家のカタチが自然とわかってきます。

ぼくたち夫婦は、

「家は余裕で返済できる月々のローン金額にして、家族の経験にお金を使おう!」

という話になりました。

とよくま

金額重視を選んだことになりますね!

そこでまず、「余裕のある月々の金額っていくらか調べようか!」

という、話になりました。

とよくま

今までの流れで、何も知らないところから、大きな第一歩をふみ出した感じがしませんか?

幸せのカタチの正解は夫婦の数だけある

幸せのカタチは、夫婦によって大きく異なります。

ぼくは経験に重きをおきましたが、読者の皆さんの正しい答えは別にあるはずです。

家に最大限の予算をつかい、「休日も家で過ごせる」をコンセプトにした家づくりだって、とってもステキな価値観です。

大事なのは、時間をかけてでも自分たちだけの正解をみつけることです。

それが、後悔しない家づくりの第一歩です。

妻に意見をあわせるのが家庭円満の秘訣

パートナーと意見を100%合わせる。

これは、実は無理な話だったりします。

なので、大まかな方向性があっていれば、OKだと考えましょう。

例えば、北海道と沖縄の旅行どちらに行こうか?

ここで、北海道! までは、合わせたいところ。

じゃないと、さすがにつまらない。

けど、

  • 飛行機で行くか
  • 新幹線で行くか
  • どの観光施設に行こうか

については、小さなこだわりですよね。

小さなこだわりは、奥様の好きにしてもらうのがオススメです。

ぼくの例で考えると、経験を重視する価値観(なので余裕のある住宅ローンにしよう)が合っていれば、家づくりはすべてにおいて小さなこだわりです。

ぼくの場合は自分がこだわっているように見えて、実は妻の要望を100%叶えるがために勉強しました。

とよくま

妻の要望や希望をカタチに変える作業でした!

母の心の安定が家庭の安定につながる

なぜ、妻に合わせると良いのか。

子どもの心の安定=母(妻)の心の安定

だからです。

このあたりは、理屈の話じゃないです。

母の日とくらべて、父の日はどう?

と考えれば、特に説明はいらないかと思います。

妻と子どもの心の安定が、「家庭がうまくいってるな!」と、夫の心の安定にもつながるのです。

子どもも家族の大切な一員、選択できる選択を

子どもも家族の大切な一員です。

子どもにとっての幸せのカタチも、大事にしてあげましょう。

本来ならば子ども本人の意見を聞きたいところですが、まだまだ小さいと そうもいきません。

とよくま

今の時点で選べないのであれば、いつか選べるようにしてあげましょう!

家づくりにおいて子ども部屋は、大きな要素のひとつです。

予算的にも、間取り的にも……

よく子ども部屋と聞くと、必要か不要かという白黒な話が多くなりますが、少し待ってください。

まあまあ、結論を急がずコーヒーでも飲んで一服して落ち着きましょう。

ぼくは、必要か不要かは子ども本人が選べるかどうか、が大事だと考えています。

そしてもうひとつ、子ども部屋ではなく、多目的たもくてきな一室として考えることが大事です。

とよくま

なんにでも使えるぜ! って部屋です。

ぼくが考えたのは、子どもが使わなければ趣味部屋や書斎、事務所にして使うよ!

という方法です。

何にでもどうにでも、使えるように設計したので、内装もいたってシンプルです。

リビング内のスタディスペースは、使いたければ使ってもいいし、自分の部屋で集中して勉強してもいいし、どちらでもいいよ。

使わなければ、ぼくが仕事や書斎で使うし。

つまり、子どもにとって自分の意思で選べる環境にあるかないかが大事で、仮に「部屋はいらないよ!」となっても、1室はなんらかの方法で有効に活用できます。

とよくま

「テキトーに使えるだろう」ではなく、あらゆるケースで対応できるように考え抜きました!

子ども部屋を子ども部屋として考えないのがコツです。

家づくりの時点で子どもにしてあげられることは、選択の権利を与えられるかどうかだけなのです。

あともうひとつ、男の子には個室が絶対的に必要な理由もあるので、そこも忘れないで!

わからなければご主人に、そっと聞いてみてください。

できれば、夫婦で一杯飲んで寝る前あたりに聞くのがベストなタイミングだとぼくは思います。

家づくりの原点を最後まで大切にもち続けよう

今回は、家族の幸せのカタチに向き合ってみよう。

という、お話しでした。

実は、家の学び舎(イエマナ)の最初の1記事目です。

とよくま

今までツールの開発ばかりでした……

どうしてこの記事が一番最初かには、理由があります。

幸せのカタチに向き合うことは、家づくりの原点につながります。

今回パートナーと話し合い生まれた家づくりの原点は、最後まで大事にしていただきたい大切な要素です。

情報にふりまわされないために

今の世の中、多くの情報があふれています。

情報をあつかうつもりが、原点つまり自分の芯になる部分がないと情報に振り回されてしまいます。

情報を受け取る側にも、情報を受け取り自分に合わせて加工するスキルが必要なのです。

ひとつ何かの情報を目にするたびに、自分達の幸せのカタチに合っているかどうか、照らし合わせてみてください。

もちろん、イエマナの記事も同じです。

色々な記事を書いていきますが、本当の答えは自分の心の中にあり、家づくりをした先に実際に住むのは、自分自身だということを忘れないでください。

イエマナは、答えをドンっ! と出すのではなく、一緒に考えていこうというスタンスです。

答えはそれぞれ皆さんの中にあるのだから、考えるきっかけになってもらえればいいと思っています。

そして、誰かにすべてをまかせず、自分の力で自分の理想の家をつくりあげましょう!!

主役は人、そこに住む家族

家はうつわ

そこに住む人たち(家族)が日々つむぐ物語の舞台です。

大切なのは、その舞台(家)で家族がどんな物語をえがいていくかなのです。

家を主役にしないでください。

主役はパートナーと自分、そして子どもたちです。