先回は、一条工務店のメンテナンスの中でも、ハイドロテクトタイルに特化した記事を書きました。
今回は、ハイドロテクトタイル以外にかかるメンテ代について、レポートしていきたいと思います。
先回の投稿の最後に、ざっくりだけど50年間で700万ぐらいはメンテ貯金をした方がいいよ! と書きました。
とよくま

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屋根のメンテナンス料

一条工務店さんと言えば、ハイドロテクトタイルの他に太陽光がありますね。
一条工務店オリジナルの太陽光パネルは、とても優秀な屋根材でもあります。
ただ、風災に弱い(台風などでの飛来物で破損)ので、火災保険にの風災には必ず加入しておきましょう。
また、一条工務店さんオリジナル設備なので、修理の際は必ず一条工務店さんに依頼することになります。
唯一のデメリットは、一条工務店さんのオリジナル設備なので相見積もりができません。
仮にリフォーム会社で引き受けられるとしても、本当に大丈夫かな?
と、不安になりますよね。
床暖房のメンテナンス

床暖房の配管(温かくする液体が入っている管)は、安心の耐久性能50年!
これは、うれしいですね。
配管の交換が必要となると、床をはがすことになります。
ただし、床暖房を制御するヘッダーボックスの基盤、不凍液(温かくする液体)の交換や補充は必要となります。
また、床暖房を制御するヒートポンプ(室外機)の設計寿命は10年です。
こちらも先ほどの太陽光と同じで、一条工務店さんのオリジナル設備なので、基本的には一条工務店さんに修理を依頼するかたちとなります。
ロスガード90(熱交換換気システム)

専門用語では、一種換気ですね。
こちらも保証期間は10年、設計上の標準使用期間は15年です。
故障した場合は天井破壊しなきゃ、あの大きな機械は出せない…… と心配になりますが、ご安心ください。
基本的には、まるまる交換というよりは、基盤やモーターなどの部品交換となります。
こちらも一条工務店さん専用設備なので、一条工務店さんに依頼するかたちとなります。
30年長期保証の10年目

長期保証の内容をみると、今までご紹介した設備というよりは、家本体(構造)の保証となります。
この長期保証ですが、よくある10年目のメンテナンス工事代は130~150万円が多いです。
30年長期保証とは

一言でいえば、こちら(一条工務店)が必要だと思うメンテをしっかりしたら、家の構造を保証するよ。
という内容です。
ざっくりですが、3割ぐらいの方が加入されています。
ぼくの考えではありますが、加入を迷われた時は、売却を視野に入れているかどうかで考えてみてはいかがでしょうか。
売却する時は、当然保証に入っている方が建物の評価価値は上がります。
長期優良住宅とはまた別の話
一条工務店さんで施工する際に、長期優良住宅を選ぶ方も多いかと思います。
一条工務店さんの30年長期保証と、長期優良住宅は別モノです。
長期優良住宅を維持するには、アフターメンテが必要です。
5・10・15・20年年目にメンテをします。
メンテをしないことで、長期優良住宅を取り消されることもあります。
取り消された場合、優遇された税や補助金の返還もあり得ることなので、ご注意ください。
水まわりの交換

一条工務店さんだけではなく、すべての家で必要なメンテナンスです。
多くの方が、一番はじめに故障するのが給湯器です。
給湯器の故障が一番多いのは、やはり水と熱です。
水をあつかう設備は故障しやすいですし、熱は基板を痛めます。
給湯器は何を選ぶかにもよりますが、エコキュートやエコワンはそれなりの費用になります。(数十万)
トイレのウォシュレットも、10年ぐらいが寿命となります。
一条工務店さんに依頼しなくても、交換は可能です。
費用の面で考えると近くのホームセンターに依頼するのも一手です。
メンテナンス料の詳細は不明

とよくま
ぽちざいふ
というのも、一条工務店さん専用設備が多すぎて、今までの例がまったく参考になりません。
想像もできません。
比較もできません。
(メンテの時期がまだ来ていないので)情報もありません。
仮に一条工務店さん以外に依頼をするとしても、専用設備なだけに不安も大きい……
と、考えれば、やはり一条工務店さんに依頼したいところです。
ですが読めないからこそ、それなりにしっかりとメンテ代を貯金しておくのが重要ではないでしょうか。
700万円は最低ラインで、できればもう少し多めに貯金しておくのがオススメです。
一条工務店さんで家を建てた後のお金まとめ

一条工務店さんは、独自の建材や設備を中心に快適な住まいを作りあげています。
日射取得や間取りなど、いわゆる設計に左右されることなく快適な環境が作れるのは、家の革命と言ってもいいのではないでしょうか。
また、その快適な生活のために必要な設備も自社開発した建材が多いので、イニシャルコストが安く、導入しやすいです。
価格面でも、とっても優秀です。
ただその反面として、メンテは必ず一条工務店さんを通すことになります。
安心の反面、メンテの価格は言い値となります。(比較ができない)
とよくま
以上の事から、火災保険は手厚く(全損に対応)加入すること。
メンテ貯金をすること。(目安は50年で最低700万円)
この2つは、一条工務店さんの家に住むうえで、欠かせないと思います。
最後になりますが、FPの仕事の1つはリスクを予測することです。
無ければ、それでよし!
万が一あったら困る。
そのあたりの事情をひとつ、察していただけるとうれしく思います。
とよくま
この記事が50年後の皆様の笑顔に、少しでもつながればうれしいです。